みなさまこんにちは。
意外と早く復活2回目です(^^;)
お付き合いよろしくお願いします。
6月ですね。(^^)b
今日は先日と予想最高気温は
大差ないのですが、陽射しが強く
8時で23℃まで上がってました。
暑く感じます。
紫外線のせいでしょうかね!?
6月ですもの夏の到来ですね。
さてさて。
去る6月1日、そう出雲大社の夏の神事、
「凉殿祭(すずみどのまつり)」に
参列させていただきました。
別名「真菰神事(まこものしんじ)」。
オオクニヌシが出雲の森から
御手洗井(みたらしのい)という
井戸まで歩かれ、夏服に着替えられた
という故事に則り、
国造さまが神様の依代(よりしろ)となり
大御幣を捧持され真菰の上を歩かれます。
国造さまが踏まれた真菰は
頂く事が出来ます。
お風呂に浮かべて入浴したり
畑に埋めて豊穣を祈願したり
神棚に飾ったりして
一年の無病息災を祈願したりします。
出雲では夏を告げる神事といわれますね。
当日の朝。
大社銅の鳥居より東の方、
社家通りに稲佐の浜の砂が
等間隔に盛られています。
出雲の森。
この日だけ開けられる神域です。
ご神木は椋だそうです。
大御幣が先駆けてやってきました。
そして、参進。
国造さまは足腰に不安があるのか
人力車で参進です。
江戸時代だったでしょうか!?
当時の国造さまが輿に乗って
移動されている姿が描かれた物があります。
その当時を彷彿させるかの様です。
当時は国造さまは神。
天皇陛下と始祖神が兄弟の国造さまも
神として崇められ、地面を踏むことはなく
移動は輿に乗ってされたそうですね。
祭祀が始まりました。
祝詞が終わり、祭壇から真菰が出されます。
砂が潰され、
その後に真菰が敷かれて行きます。
大御幣を捧持された国造さま。
100mほど先の御手洗井まで
敷かれた真菰の上を歩かれます。
踏んだそばからの真菰を頂こうと
我先にと参列者は手を伸ばします。
私は、神官が退下された後の
祭壇に駆けつけますが
今年は同じようにお考えの方が多く、
結構な数の人がなだれ込みました。
最初の二人があらかた取られた様です。
しかしながら、私を待っていたように
1本見つけ、頂く事が出来ましたよ♪♪
おっと、こうしてはいられない!
行列を追わなければ!!
ゆっくりとした歩みで
御手洗井に向かわれています。
井戸の前で御幣をかざし、
二拝四拍手一拝。
神事は終了です。
人力車で退下される国造さま。
最後に井戸の前で踏まれた真菰は配られます。
今年は参列者が多かったのか
真菰が少なかったのか、
既に取られ、真菰を持っている方は
配布を除外されていました。
私は1本でしたので
並んでもう少し頂く事が出来たようです。
列に並んで頂いた真菰は3本でした。
やはりちょっと少ないですね・・・
頂いた3本は参列できなかった
知人に1本ずつ渡しましたよ(^^;)
真菰はお風呂に浮かべ
ほのかな真菰の
青々とした香りを楽しみながら
半身浴で汗を流しました。
気分は服部嵐雪よろしく、
「一本ほどの暖かさ」・・・
「草香り」でしょうか(笑)
一昨年でしたでしょうか?
参列されていたご年配のご婦人が
「この日は雨だった記憶がないね~。」
とおっしゃっていたのを思い出します。
今年も薄曇りながら
時折涼風がほほを撫でるような
気持ちの良い空。
出雲の夏がこの神事で始まるんですね。
年々参列者が
増えているような気がしますね。
今年は週末ということもあってでしょうか。
来年はうるう年で開祭は
月曜日に飛びます。
ツアーなどもあるようで
年々参列者が増えているようですね。
来年はもうちょっと頂いて
もうちょっと知人に分けられればなあ
なんて鬼を笑わす私でした。
さて。
五月の神事ラッシュから
ちょっと落ち着きました。
今度こそ、
出雲神社巡りでいつお会いできるか。
どうかお楽しみに。
それではこの辺で。
ご自愛くださいますように。